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【Madcatz FightPad その後のレビューや感想】
(XBOX360コントローラー改良レポートその3)



■前回のはなげっぱなしだろうとの事

前回の記事で、操作し辛いグリップを裁断したんですが、 「あの適当な裁断のまま終わりかよ」「肝心の使用感のレビューが無いんですが…」とかつっこみが定期的にくるので…その辺をレポートしていこうと思います。

では、あの裁断したグリップを、もっとまともにみえるようにしていきたいと思います。大丈夫、アトリエCの改造だよ!




■手の大きさが違う国のコントローラーを改良の続き

ではまずグリップの裁断までは前回の記事を参考にしてもらって、その続きから加工をしていきましょう。

さてこちらは、グリップ裁断後の Madcatz FightPad です。

写真からわかるように、わりとテキトーに裁断してあります。最断面はいびつだしバリもいっぱいあります。
ではここから更に加工を施していきましょう。
用意するのは…
プラ板
グルーガン(ホットボンド)
粘土
…です。ようするに、粘土でグリップを作る訳です。
2000〜3000円もあれば上記の材料は揃うと思います。



■では加工手順

0.3〜1.0mm厚のプラ板を用意して、細くカットし裁断した面にあてがいます。
これは最断面に粘土をもりつけた時に、コントローラーの基板のところに粘土が進入する防止としてやるものです。
目的は粘土の進入が阻止できればいいだけなので、上手くカットした一枚のプラ板をあてがっても、細かく切ったプラ板を何枚もあてがっても、どちらでもかまいません。

…で、そのあてがったプラ板を、グルーガン(ホットボンド)で固定します。

この写真のように、ホットボンドをもりまくってとにかくがっちり貼り付けます。ここの見た目は仕上がりに影響しないので見た目はきにしなくていいです。

さてそれが終わったら(ホットボンドは冷めるとすぐに硬化するので、次の手順にすぐ進めると思います)、粘土でグリツプを作ります。
粘土は時間をおけば固まるものであればなんでもいいので、好みの重量と手触りの物をどうぞ。
写真ではハイクレイを使いましたが、私のオススメは樹脂風粘土のコスモスです。仕上がりがハイクレイより軽くて、プラスチックっぽい手触りになりますので。

あとは自分の手の形に合わせて、粘土をぺたぺた盛ったり削ったりして自分の手に馴染む形を作ってください。
そうしたらあとは、3日ぐらいまてば…

はい、出来上がり!
グリップを削って滑らかにや塗装はお好みでどうぞ。
以上で改良完了。



■Madcatz FightPad の 使用感や感想やレビュー

さて、グリップが改良されて、やっと指が届くようになったので、マッドキャッツ ファイトパッドの使用感を書きますね。

まず十字キーですが、左手親指を十字キーの中央に置いたときに、凹凸がないので触覚的な手ごたえがなにもありません。
左手親指の触覚で十字キーの形を認識できないので、プレイ中に親指と十字キーの角度がずれると途端に正確な入力ができなくなります。
格闘ゲーム以外なら問題ないですが、格闘ゲームに使用する場合は、レバガチャ操作をした直後から「214+攻撃」か「236+攻撃」のコマンドのどちらか一方が出なくなったとかはあると思います。
レバガチャ後に持ち方を意識して修正したり、コマンドが出せなくなった時は、自分が真横にちゃんと入力していると思っているところから、さらにグリッといれて斜めまで入れてるような気分で入力しないとコマンド技がだせないというのはよくあります注意。

さらにこの十字キーは、入力成立する為に押し込まなければいけない深さがけっこうあります。
これも格闘ゲーム以外なら問題ないですが、格闘ゲームに使用する場合は、レバーの回転スピードにダイレクトに影響します。
…ええと「レバー一回転+攻撃」などのコマンド入力を、レバーとパッドの両方でやった事がある方ならわかると思うんですが、
普通回転入力って、レバーのほうが正確に入力しやすいんですけど、パッドのほうがその数倍高速回転できるんですよね。これは回転に限らず、全てのコマンド入力がそうなります。
つまり格闘ゲームにおいて、レバーだと判断してから入力したら間に合わない箇所が、パットだと間に合うという強力なアドバンテージが、
残念ながらこのファイトパッドだとありません。押し込まなければいけない深さが結構あるため、物理的に時間がかかります。
具体的には、ザンギエフのスクリューとか、リリカの連携とかが他のパッドと比べて反射的にでません。(ホリパッドとサターンパッドを同じゲームの別機種版で動かして確認)

次にボタンについてですが、これはすごく押しやすいです。
ボタン一個一個のサイズがでかい上に、隣り合っているボタン同士の間も狭いので、指が小さい人でも親指一本で簡単に隣り合っているボタン同士の同時押しはできると思います。

総評としては…
グリップに不満がでない人。又は、上記のようなグリップ改良を施した上での判断でいうならば、
用途が格闘ゲームでなければ、問題なくオススメのコントローラーです。
用途が格闘ゲームの場合は、パッドの強みが出ないので正直評価は高くないです。
でもですね、そもそも…
XBOX360を押しやすい十字キーのあるパットで遊びたい人にとっては、現時点ではこれ以外にマシな選択はありません('¬'*) (2011年1月17日)



(※2011年1月17日 追記)
このファイトパッドの十字ボタンの下についているゴムパッドは、◆の形をしていています。
サターンやスーファミのパッドように●ではないので、力が加わったさいに、均等に凹むことがありません。
ですから横と斜めの入力に必要な力は違くなると思います。
力強くボタンを押し込まない人にとっては、横や斜め入力が正確に入らないパッドだと思ってください。
実際私がアルカナハート3でフィオナを使用し、「+A」って入力すると、ファイトパッドだと7割で+A」の技グランディバイド「A」の通常技がでます。
これと同じ入力(「+A」)をサターンパッドでやると、ほぼ10割「+A」の技ロンゴミニアトがでました。
明らかに真横入力に必要な力がちがうと思います。


クールパッドでゴムパッドの動きをみていて思いました。